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親知らず抜歯後の注意事項について

2023/07/21

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
当院ではとても多くの親知らず抜歯を行っています。
埋伏している親知らず、下歯槽神経に近接している親知らずを含め日々行っています。歯科用CTを装備しているため事前に神経麻痺に対するリスクなどを診断することができます。
 
親知らずの抜歯後は一定期間痛みや腫脹を伴います。
 
以下は抜歯後の注意事項になります。
痛みに対して強い方もしっかりと守らないと、新たな感染の原因となりますので注意が必要です。
 
抜歯後は全身の抵抗力の低下が確実に起こります。抜歯した創から細菌が侵入することで菌血症などを発症することもあります。要注意が必要です。
 
1・出血への対処:
抜歯後は、軽度な出血がしばらく続くことがあります。抜歯した箇所にガーゼを噛み締めることで止血を促す場合もあります。出血を抑えるために、噛む行為や舌で触ることを避けるよう心掛けましょう。
 
2・腫れや痛みの管理:
抜歯後は腫れや痛みが生じることがあります。処方された痛み止めや抗生物質を指示通りに使用し、腫れを抑えるために氷を患部に20分間隔で当てると助けになることもあります。
 
3・食事の制限:
抜歯後は、少なくとも24時間は温かい飲食物や堅い食べ物を避けることが推奨されます。凝固した血の塊を傷口から取り除かないように注意し、柔らかい食品を摂取してください。
 
4・正しい口腔衛生:
抜歯した箇所を清潔に保つことが重要ですが、最初の数日間は抜歯周辺の歯磨きを避けることが一般的です。ノンアルコールの洗口液などは口腔内を清潔に保つために有効です。
 
5・身体活動の制限:
抜歯後は、過度な身体活動を避けるようにしましょう。特に、身体を前屈させる動作や激しい運動は出血や腫れを悪化させる可能性があります。
 
6・経過観察と再診:
抜歯後の経過観察が重要です。異常な症状や問題がある場合は、すぐに歯科医師に相談しましょう。また歯科医師が指示した通りに再診を受けることも大切です。
これらの注意事項を守ることで、抜歯後の回復がスムーズに進む可能性が高まります。抜歯後のケアに不安や質問がある場合は、いつでも歯科医師に相談してください。
 

 
 
 

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