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親知らず
2023/07/19
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
歯科医や歯科医院によって親知らずの考え方は様々で患者さんも結構混乱しやすい親知らずを抜歯するかしないか。
痛みがなくても予防的に抜歯した方がいいという歯科医もいれば、将来移植で使える可能性もあるからできるだけ残したほうがいいという歯科医もいいます。
その時の状態によって考え方は変わりますのどれが正解で間違いというのは実際にありません。
実際、親知らずは抜歯すれば1週間程度はなかなかしんどいダウンタイムが必ずきます。腫脹や疼痛、食事ができないなど中には1ヶ月ぐらい機能障害を訴える方もいます。
ただ個人的には、抜いた方がいいと思います。
将来的な歯並びに影響を与える、歯周病に対して影響を与える、虫歯リスクを高める。様々な影響が大人になり年数を重ねるごとに顕著になっていきます。
また親知らずを治療すればいいではないかと思いますが、親知らずは奇形した歯根を持つことがほとんど。そのため特殊な根管をもち根管治療は困難とされます。
移植で使えるからということも考えられますが、移植にならないように健康な歯を維持するという意識が大切です。
それに移植した最新エビデンスでは長期経過は平均10年です。
親知らずが水平に萌出している影響もあり、手前の歯がダメになる可能性が高いケース。早めに親知らずを抜歯すれば失うことはないかもしれません。
親知らずの抜歯後のダウンタイムは2週間程度、しかし歯を失ってしまうと一生そこに歯が戻ることはありません。どちらが将来良いか。担当の歯科医とよく相談して考えていきましょう。
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