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マウスピース矯正が苦手なケース
2023/07/15
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
マウスピース矯正を希望される方が非常に多くいらっしゃいます。
しかしマウスピース矯正で治療するのが非常に難しいケースがあります。難しいケース、苦手なケースといいますか。それは垂直的、水平的な被蓋の修正となります。
– ・垂直的被蓋(Overbite):
垂直的被蓋は、上顎の前歯が下顎の前歯よりも垂直方向に大きく被っている状態もしくは、全く前歯同士が全く被さらない状態を指します。過蓋咬合、開咬とも言います。
– ・水平的被蓋(Overjet):
水平的被蓋は、上顎の前歯が下顎の前歯よりも水平方向に前に突き出ている状態もしくは、その反対を指します。上顎前突、下顎前突とも言います。
このような場合は、奥歯の圧下や挺出、前歯のアップライトなどの処置が必要となってくるためマウスピース矯正では難しかったり時間がかかることがあります。
しかしどこをゴールにするのかは患者さん次第となります。
主訴が例えば、前歯の隙間やガタ付きであり、そこまで被蓋に対して気にしないのであればマウスピースでガタ付きのみ直すというのもありです。もちろん噛み合わせを直さなければ、後戻りする可能性もあります。
その辺りのリスクを十分に考えて行っていく必要はあります。
気になる方はご相談ください。
マウスピース矯正のシミュレーション診査は3300円で行っております。
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