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親知らず抜歯は若いうちが良い?
2023/06/08
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
親知らずは抜けるのであれば早い方がいいとよく言われます。
これはなぜかというと、親知らずなど咬合に関与していない歯は長期間骨の中にあることで、骨性癒着が起きてきます。癒着は咬合などの刺激が常にあれば起きることはないのですが、親知らずなどは割と咬合に参加していないことが多く、年数を重ねることで癒着してきます。
また癒着してくることと、下顎の場合は顎骨がかなり硬い緻密骨に覆われているためより抜歯が大変になります。
だから抜けるのであれば若いうちが良いと言うことが言われるわけですが、若いうちの抜歯はそれはそれで負担になります。
年齢が若いと、組織回復力が高い、よってそれは血流量が圧倒的に高いのです。そのため抜歯後の炎症が爆発的に高くなります。よく小さいお子さんが風邪などを引くと一気に40度近くまで上がりますよね。炎症の兆候が急性症状がかなり激しいのが特徴です。
特に親知らず抜歯後は、腫脹と疼痛がとても大きく出る傾向があります。
腫脹し疼痛に抜歯後は結構きつく感じることもあります。一方、年齢が高い場合の抜歯は抜くのは大変ですが腫脹疼痛のレベルが若い人と比べると低い傾向にあります。
親知らずを抜くのは早い方がいいメリットはたくさんあります。
しかしデメリットとしてはやはり術後の腫脹疼痛。これに尽きます。神経に近い場合も多いので麻痺リスクも考える必要もあります。
お悩みの方はご相談ください。
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