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噛み合わせに参加しない親知らず
2023/05/31
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
親知らずは抜歯した方が良いと言われますが、特に抜歯した方が良い親知らずは
1・炎症を繰り返す親知らず
2・虫歯に罹患している親知らず
3・噛み合わせに参加していない親知らず
大きくこの3つとなります。
炎症を繰り返している親知らずは、腫脹したり痛みが出たりすることを繰り返すことで他の歯や組織も悪くなります。何より炎症を繰り返していることは全身状態にとっても良くないです。
虫歯に罹患している親知らずは、一口腔単位で考えると虫歯の細菌が全体にいく可能性もあるのでできるだけ虫歯の細菌は口腔内に留めておきたくないです。
そして噛み合わせに参加していない親知らず。
親知らずは一番奥にあり歯ブラシが当てにくいため汚れが非常に残りやすい。噛み合わせができていれば磨き残しがあったとしても噛んでいるうちに汚れが落ちることもあります。
しかし噛み合わせがなく汚れが溜まっていけば当然虫歯や歯周病リスクが上がります。
また挺出といって噛み合う相手を探して飛び出してくることがあります。飛び出してしまうと歯肉や頬粘膜に噛み込んでしまったり、噛み合わせを悪くしたり、顎関節症の原因になったりすることもあります。できるだけ噛み合わせに参加しない親知らずは抜歯した方が後々のトラブルは防止できます。
親知らず抜歯を検討している方はご連絡ください。

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監修歯科医師
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医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長
小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA〔院長略歴〕
静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。
〔所属学会・所属団体〕
歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員 


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