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自費の義歯にするステップ

2023/05/19

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
インプラントではなく義歯という選択肢も欠損部の補綴では存在します。インプラントは金額的に高くなるし期間もかかる。骨も少ないし、オペは怖いし、管理も大変。そう感じる方も非常に多くいらっしゃいます。
 
実際は、いつも通りの管理方法でオペもあっという間ですが、確かに骨が少なければ骨を作らなければいけないですし、金額も上がります。また骨造成を行えば6ヶ月以上は最終補綴まで確実にかかります。
 
そんな時に簡易的なのが義歯。
 
型取りして噛み合わせをとって調整すればできあがります。
 
インプラントとは異なり、保険が使えるのも義歯の特徴。ただ保険の義歯の場合は、レジンという材料を用いるため割れないようにある程度の大きさや厚さが絶対的に必要です。
 
そのためその厚さや大きさが、義歯の違和感の最大の原因であり、発語も慣れてくるまですごく大変です。
 
そこで自費の義歯。金属床ともなれば義歯に0.1mmぐらいの薄さまで設定が可能となってきます。通常の保険の義歯は1.5mmほどの厚さがあるのに対してコンマ数mmになればそれはよさそうですよね。
 
ただこの1.5mmからコンマ数mmになった時のベネフィットを感じれれる方というのは、過去や直前まで保険の義歯を使っていた方です。既に義歯は使っていて数ヶ月から数年経つけど、もっと薄くならないかなーと思っている方は、とてもその変えた時の優位性は大きく感じます。
 
しかし義歯が全く初めての方はどんなに薄く作っても違和感がなくなることはありません。口腔内の受容器は非常に敏感に反応するようにできており、例え髪の毛が口に入っていてもすぐ気がつきます。髪の毛は0.08mmほど。よって義歯の厚さが例え0.1mmになってもすごく違和感を感じることは変わりません。
 
だからこそ、まずは保険の義歯で慣れていくこと。
 
これが大事です。そうすれば自費の良い義歯にした時にそのベネフィットを最大化できます。
 
使用したことがなく、義歯による治療を希望の方はまずは保険でならす、ということも大事です。
 
気になる方はご相談ください。
 

 
 
 

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