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静脈内鎮静麻酔での治療が難しい歯科治療
2023/04/20
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
当院で毎日行われている静脈内鎮静麻酔。
午前、午後とほぼ毎日行われていますが鎮静麻酔での歯科治療が苦手な治療があります。
鎮静麻酔はリラックスした状態で治療ができるため、歯科恐怖症の方や、嘔吐反射がある方、反射の強い障がい者の方が対象となってきますが、ほとんどの歯科治療ができます。もちろん麻酔が効きにくい方はそもそも鎮静麻酔が適応できずに全身麻酔が良い方もいるので、今回はそのような方は外れますが、鎮静麻酔が苦手な歯科治療、それは根管治療です。
酸素吸入は必ず鎮静麻酔時は行っていますが、鎮静時は開口保持が難しくなることが多く窒息リスクもあるためラバーダムをしての根管治療は注意する必要があります。特に下の奥歯においては唾液侵入を防ぐためにらラバーダムが必須なのですが鎮静時は注意しなければなりません。
嘔吐反射でそもそも奥歯に歯ブラシが当てられずに虫歯になり根の治療となり、という方はせっかく治療してもまた繰り返してしまうリスクもあります。
状況によっては治療難易度、治療後の管理難しさを考え抜歯するという選択もあります。
このあたりはしっかりと患者さんと相談してどこまで治療していくか、セルフケアもできるのか一緒に考えるようにしています。
鎮静麻酔を検討されている方はご相談ください。
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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