虫歯は細菌による感染症の一つ

2023/04/06

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
先日なぜ虫歯になるのですか？という質問を受けることがありました。
 
虫歯は細菌による感染症です。
生まれたての赤ちゃんは虫歯の原因となる細菌はいません。
 
しかし成長するにつれて、離乳食が始まり生活環境が変わることで他の人や母親の口から細菌が子供に移っていきます。
この細菌が常在菌と言われる、常にお口の中にいる菌として定着していきます。
 
虫歯の原因となる細菌は、「糖」を餌にして増殖します。
細菌は糖を摂取すると、強力な酸を生み出します。
 
虫歯となるためには３つの要素があると言われます。
 
昔から言われますが、３つの輪のモデルです。
 
・細菌

・環境（糖）

・歯

 
一つ一つ輪を小さくすることで虫歯はできにくくなります。
 
虫歯治療して、フッ素塗布をしていることはあくまで輪の一つである歯をよくする取り組みです。
 
細菌、糖はあくまで生活習慣の所に位置するので、生活から考える必要も当然あります。
虫歯を作らないためにはトータル的な取り組みが必要になります。
 

 
 
 
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