Blog
ブログ

歯科におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)

2023/04/01

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
どの業界でもDX化という声が強くなってきています。
chatGPTというA.I も生み出され、問題解決のスピードが劇的に向上してきています。
さて歯科業界で行われているDX化というのはどのようなものがあるのでしょうか。
 
・デジタルレントゲン
→10年以上前から当院は取り入れていますが、従来のフィルムレントゲンのように撮影して現像液に浸して出来上がるものではなく、デジタル化されたもの。フィルムレントゲンと比較して放射線被爆量が低く、撮影時間も短く、画像の解像度も高いため、より正確で詳細な診断ができるようになりました。
 
・CAD/CAM技術
→CAD/CAM技術を使用することで、セラミックや金属などの材料を精密に削り出すことができます。これにより、治療に必要な詳細なデータを取得し、オーダーメイドの治療器具や被せ物を製造することができます。以前までは技工士さんが手を動かして行っていました。
 
・3Dプリンター
→3Dプリンターを使用することで、歯科技工士さんが歯科用の材料で歯のモデルを作成することができます。また、インプラントや被せ物の治療にも使用されます。
 
・デジタル診断
→デジタル診断は、歯科医師が患者の口腔内をより詳細に調べることができるようになりました。光学的な機器を使用することで、歯の表面や歯肉の健康状態を観察することができます。
 
・EHR(電子カルテ)
→EHRを使用することで、患者の歯科治療の履歴や診断情報、治療計画などをデジタルで管理することができます。これにより、診療の追跡や情報共有が容易になり、患者にとってもより便利な医療サービスを提供することができます。
現在ではオンライン請求、カルテのクラウド管理などが出てきています。4月より政府も医療機関におけるDX化を推進するためマイナカードを用いた資格証明を導入しています。
 
このように、歯科のデジタル化により様々なことが実現し始めました。
それは患者さんにとって有用なもの含めたくさんあります。
今後も歯科医院としてデジタル化についていけるよう努力していきたいと思います。
 

 
 
 

コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
https://ameblo.jp/kojima-dental

インプラント専用サイト
https://ryu-implant.net