Blog
ブログ

抜歯やインプラント後の状態

2023/03/18

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
抜歯やインプラント治療。
したいけれども、終わった後の腫脹や疼痛が怖いと言う方多くいらっしゃいます。
私たちも術後の疼痛などはゼロで終わりたいのは重々ですが、こればかりは分かりません。
 
そもそも疼痛の閾値は人によって全く異なりますので、痛みが感じやすい方はすごく痛みが強いと感じますし、痛みに強い方は大した事はないと言うこともあります。
 
歯科治療の外科処置において必ず腫脹する治療というのがあります。
・下顎埋伏抜歯
・上顎埋伏抜歯
・骨造成を伴うインプラント治療
・歯根端切除、嚢胞摘出
 
術後に厳密に縫合する治療などは術後やはり腫脹しやすい傾向です。
厳密に縫合することにより、感染や血餅のもれなどは防げるのですが、その分炎症の出口がなくなるため横に出ざるを得ない状態となります。
そのため腫れます。
また歯肉の粘膜の血流を止める切開をすると腫脹しやすいと言われます。
具体的には縦切開を入れると腫脹しやすい傾向です。
 
腫脹は長くて3日ほど続きます。個人差はありますが、3日間は安静にするのがベターです。
痛みがなくても安静にした方がよく、血餅が完全に固まり始めたら少しずつ動き出したほうが術後の感染リスクは避けられます。
一番怖いのが術後の菌血症。
その名の通り、細菌が血流を介して全身に及び発熱や倦怠感など様々な症状を引き起こします。
当院でも過去に抜歯した患者さんが、当日翌日とトレーニングを行い、その後疼痛が強くなり全身倦怠感、入院となったケースがあります。
痛みが少なくても術後は安静にした方が、絶対的に回復は早いです。
 

 
術前にしっかりと説明しておりますので、心配な方はご相談ください。
 
 
 
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
https://ameblo.jp/kojima-dental

インプラント専用サイト
https://ryu-implant.net