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小臼歯ブリッジの限界

2023/02/21

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 
欠損部への一般的な治療でブリッジによる治療があります。
保険でも使用できるブリッジ治療。

 
しかし、ブリッジにも欠点があります。
ブリッジはその名の通り、橋をかけること。
橋をかけるためには、支柱が必要となります。
その支柱が弱くなれば橋は崩壊してしまいます。
その崩壊の仕方はさまざま。

 

 
ブリッジで治療している歯の腫脹で来院された方。
ブリッジのタイプとしては、第1大臼歯欠損による、小臼歯と大臼歯のブリッジです。
治療としては、一般的な治療。

 
しかし、数年後から10年以降にやはり小臼歯部分から崩壊が始まります。
欠損している大臼歯にかかる負荷を、小臼歯で支えることに無理が出てきています。

 
ポケットが深くなり骨吸収が進行し、ブリッジの支台ではとても耐えられない状態となっています。
すべてがこのような結果を辿るわけではありませんが、大臼歯欠損に対して小臼歯を使用したブリッジの多くはこのような経過が多いです。

 
できるだけ残存している歯を残すためにはどのような治療の選択肢が良いか。
相談しながら治療を進めています。
ご連絡ください。

 

 

 
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