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歯科治療の前に副鼻腔炎の治療を

2023/02/10

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
欠損部への補綴処置希望。
状態としては欠損部へはインプラントないし、義歯を入れなくてはいけない状態です。
事前精査としてCT撮影を行いました。
 

 

 
上顎洞炎発症している。
明らかな上顎洞内に炎症が出現していることがわかりました。後々問診していくと副鼻腔炎を長年抱えているとか。
 
上顎へのインプラント治療は、副鼻腔炎がある状態で行うと感染リスクが高まり、上顎洞炎の悪化はもちろん、インプラントの脱離にもつながるため、まずは耳鼻科で精査をして上顎洞炎の治療から行う必要があると説明しました。
 
この状態で無理にインプラントを埋入した後に、上顎洞炎の治療に入り、炎症取れないからインプラントを抜いてくれと言われてもできないですし、優先事項はインプラントを行うため欠損補綴を行うための下地づくりとしての環境整備です。
 
何事も順番がありますね。
口腔内だけではなく、身体全体として考えていく必要があると思います。
 
 
 
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