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親知らずの歯根の形態は様々

2023/01/20

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

歯は口腔内で見えているのはほんの一部であり、実際には骨の中に歯根という根があります。
この歯根は見えている歯冠の1.2-1.5倍ほど存在しており、形態も様々です。
親知らずの痛みと抜歯を希望された患者様。
親知らずが虫歯に罹患しており要抜歯の状態。真っ直ぐ萌出しているため一見簡易的な抜歯に見えます。

 

 

レントゲンを撮影すると、親知らずの歯根は大きく湾曲し2根存在していることがわかりました。
抜歯の際は、やはり一塊では取れてこないため分割抜歯としました。
特に親知らずの歯根の形態は複雑な場合が多いと言われます。

 

一般的には2根ですが4根ある方もいれば癒着していたり、肥大していたり、湾曲していたり。
事前に把握せずに抜歯にかかることで歯根破折などが起きてしまうこともあります。

 

何事も事前の診査診断が大事になります。
親知らずの抜歯で悩んでいる方はご相談ください。

 

 

 

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