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耳鼻科からの精査依頼
2022/12/26
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
歯科と耳鼻科。
口腔内と副鼻腔と言ってもいいと思いますが非常に近い関係があります。
副鼻腔炎と呼ばれる炎症も2つ考えられており
・鼻性副鼻腔炎
・歯性副鼻腔炎
存在し、どちらかが原因となって発症することがあります。副鼻腔といっても複数あるので歯科と関係性が強く副鼻腔は上顎洞。
・鼻性上顎洞炎
・歯性上顎洞炎
となっています。
今回、耳鼻科より歯性上顎洞炎の疑いで精査依頼。
歯性かどうかはCTを撮影すればはっきりしてきます。
当該部位、疑い部位をCT撮影。
第2小臼歯部より進行して上顎洞への穿孔が確認できます。
上顎洞炎の発症の全てがここにあるとも言えませんが、十分な原因になることを説明。残根であるため抜歯となります。
上顎洞炎や副鼻腔炎の治療は基本的に全て耳鼻科で行われます。
耳鼻科で審査診断を行い、治療すべきことが歯科にあるようであれば歯科で治療を受けるという流れになります。副鼻腔に違和感があるから最初に歯科に行くということはほとんどありませんし、まずは鼻及び副鼻腔全体が問題ないかを先に耳鼻科で精査することが大切になります。
気になる方がいましたらご相談ください。
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