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親知らずの腫れ

2022/12/24

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

年末になると多くなるのが親知らずの腫れと痛みにて来院される方。
年末にかけて気温も寒くなり、一年の疲れもあるのか抵抗力が全体的に低くなったせいなのか、様々な要素で今まで痛くなかったのに痛みがでたり、定期的に痛くなるのがこの時期に必ず痛くなるなど、特に歯肉の炎症で来院される方が多くいらっしゃいます。
特に親知らず。
困っている方、非常に多いですよね。

 

親知らずは、萌出するスペースが日本人の顎骨においてはないことがほとんどなので、出てきても中途半端に斜めになってしまったり、頭の一部だけしか出ていなかったり。
真っ直ぐ出ていても萌出できないこともあります。

 
また上の親知らずは普通に出てきているのだけれども、下が出てこないことにより歯肉を挟んでしまうパターン。
上の親知らずが、噛むたびに下の埋伏している部位の歯肉を噛み込んでしまうのです。

 

これにより細菌が侵入して親知らずの強い炎症が起きたりすることもあります。
どうしたら良いか。
かぶっている歯肉を一部切開して、歯を出てきやすくしたり、噛み込まないようにしてみたり。
しかしほとんどの方は抜歯することが多いです。
萌出してきても結局のところ、虫歯リスクや歯周病リスクが高くなるので抜歯した方が予防的には口腔内においてはよかったりします。

 

親知らずへの対応もできるだけ早めが望ましいです。
埋伏している状態だと、年齢が上がると並行して骨との結合が強くなり最終的には骨癒着という歯根が骨と癒着してしまうという事態が起きます。そうなると抜歯時の負担が大きくなります。
抜歯するならできるだけ早めに、歯科医院に相談するようにしましょう。

 

 

 

 

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