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電子タバコと虫歯との関係性

2022/12/17

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
少し興味深い研究発表が出ていたので本日はその共有です。
電子タバコの使用による肺疾患や歯周病への影響が示されてきましたが、虫歯との関連性については十分に明らかにされていませんでした。
歯周病による影響としては免疫不全が原因となることが多く、歯周組織の免疫応答の悪化により進行することがわかっています。
しかし虫歯とは?その関係性についてアメリカで研究が行われ、電子タバコを使用していた患者の約79%は、電子タバコを使用していなかった患者の約60%と比較して、う蝕リスクが高いことが判明されました。
 
そしてその原因理由は?
電子タバコのリキッドが糖分を含み粘性をもつことが挙げられているようです。
電子タバコのリキッドに糖分が入っているのは驚きです。
確かに甘いタバコというのが存在しているようでそれが原因となっているとは。
 
リキッドをエアロゾル化して口から吸い込むと歯に付着し、口腔内のマイクロバイオームを変化させ、結果的にう蝕原因菌を増やすことが報告されていました。
また、電子タバコに起因するう蝕が前歯などで見られることも特徴のようです。
 

 
電子タバコに変えてから着色がつかなくなったと多くの方が言いますが、虫歯リスクや歯周病リスクはありますのでやはり基本的にはやめたほうがいいですね。やめれない方は定期的に歯科医院で口腔内を管理しましょう。
 
 
 
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