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糖尿病と歯周病との関連性

2022/09/24

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
全身疾患が口腔内に影響を与えることはとても多くあります。
特に歯科治療において、大きな問題となるのが糖尿病。
様々な疾患の中で、生活習慣病の一つである糖尿病の罹患の有無が口腔内の状態と密接に関わってきます。
 
糖尿病を発症するとどのように口腔内に影響を与えるでしょうか。
 

 
これは糖尿病罹患後、インプラント周囲炎が進行し脱落してしまった例。
糖尿病に罹患することで、細菌に対する抵抗力や組織の修復力が低下することもあり歯周病を悪化させることがあります。
 
一般的に糖尿病に罹患していない人に比べて2倍以上歯周病に罹患しやすいとも言われます。
糖尿病という診断を受けていても、血糖コントロールをきちんとされていれば歯周病は重症化しないことが多いですが、血糖コントロールが悪い場合は歯周病は急速に進行してしまいます。
 
糖尿病と歯周病は相互関係となっており、歯周病の悪化により糖尿病も悪化することがあります。
歯周病をきちんと治療することで、血糖コントロールも改善されるというデータも稀ではありません。
 
当院においても、免疫機能に影響を与える疾患をお持ちの方への外科的侵襲は医科的なデータを見て判断する場合もあります。
免疫機能不全もしくは弱い場合において外科的侵襲を加えることで、治癒しないこともあります。
 
糖尿病をお持ちの方は医科クリニックでまずはしっかりと指導を受けて改善を試みていきましょう。
 
 
 
 
 

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