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嚢胞摘出
2022/08/30
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
通常感染根管による根尖病巣においての治療は、感染根管治療として行っていきます。
しかし、何かしらの要因により通常の根管治療ができない場合があります。
・自費で装着している被せ物がある
・ロングスパンのブリッジが装着されている
・除去するとリカバリー困難、もしくは歯の寿命が短くなる可能性が高い土台が装着されている
・歯根破折している
他にも考えれば出てきそうですが、大まかにはこのような感じです。
今回嚢胞摘出を外科的に行ったケース。
歯根破折しており、通常の除去では抜歯となるケースでした。
抜歯をするか、嚢胞を摘出して保存を試みていくか。
原因としては感染根管であり歯根破折している歯が原因ですので基本的には歯の方をしっかり治さないと、再発していきます。
今回も再発する可能性は十分に高く、それを了承してぎりぎりまで保存を希望された形となります。
治療には根本的な治療と姑息的な治療の2通り存在します。
できるだけ根本的な治療で長期的に機能できる治療を提供していきますが、患者様と相談して進めています。
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