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歯周組織再生療法
2022/07/25
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
左上動揺が強いのでみてほしいと訴えて来院された患者様。
よく腫脹することもあり状態が気になるとのこと。
歯周ポケットをみると10mm以上のポケットが存在している状態。
高度の骨吸収。
保存が限りなく難しい可能性を説明。
しかし内側性の骨吸収であるため、歯周外科及び骨造成を行ってみる価値はありそう。
かなり厳しい状態ではありますが不良肉芽除去したのち、根面を綺麗に滑沢に。
骨を誘導するための薬を塗布し縫合していきました。
これにより骨はできるか。
根の先端まで骨吸収は到達していなかったことや内側性に限局していたため可能性はあります。
しかし第一小臼歯は歯根の形態がややいびつであることが懸念点。
しばし経過を追い最終判断は5ヶ月後ぐらいにレントゲンでチェックという形になります。
このように保存が難しいと思われている歯も歯周組織再生療法が適応となる場合があります。
全てに適応できるわけではありませんが、一度歯科医院で可能かどうかチェックしてもらうのもいいでしょう。
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