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知覚過敏への対処法

2022/06/06

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

知覚過敏。
歯がしみると症状を訴える方が多い症状の一つ。
知覚過敏なのか虫歯なのかの鑑別は、レントゲンを撮影したり視診、触診で診断がつきますのでまず前提として自分の判断で知覚過敏と決めつけるのは良くないです。

 

過去に知覚過敏と歯科医院で指摘された方であればいいと思いますが、やはり虫歯の可能性もあるためしっかりと歯科医院で診査診断をしましょう。

 

さてこの知覚過敏。
治療してもすぐに解決しないのも特徴です。
少ししみる程度の方であれば、治療後にすぐ解決することも多いのですが、知覚過敏症状が強い方、例えば冷たいもの以外にも普通の水でもうがいするとしみる方など、症状として強く出ている場合は治療後でもしばらくしみてしまうことがあります。

 

これはなぜかというと、軽度の歯髄炎を起こしているためです。
歯髄炎とは歯の中の神経の炎症のこと。
歯の神経に強い炎症を認める際は、少しの刺激でも反応してしまうのです。

 

怒っている人に些細なことを言っただけなのに激昂することってありますよね。
これと同じことで、神経の炎症が強い時は、歯ブラシをしても噛んでも普通の水でも痛いと反応してしまうことがあります。

 

原因があればそれを治療してできるだけ外からの刺激により反応しないようにするわけですが、どちらにせよ神経が元の状態に戻るには数日かかりますのでしばらくしみてしまう確率がどうしても高いわけです。

 
その期間できることは、できるだけ刺激を加えず安静にするということがセルフケアとして大切となります。
硬いものを控える、歯ブラシを当てすぎない、普通の水ではなくお湯にするなど。
神経の炎症をまず元に戻すことが何よりも重要となってきます。

 

 
知覚過敏でお悩みの方はまたご連絡ください。

 

 

 

 

 

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