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左上サイナスリフトケース

2022/05/11

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
左上欠損部へのインプラント希望の患者様。
事前検査にて骨量不足が確認できました。
 

 

 
このように、骨量がなく上顎洞にほぼ直結しているのがわかります。
今後上顎洞を挙上させ骨造成が必要となります。
 
サイナスリフトの方法は2種類あります。
広範囲をサイナスリフトを行う場合は、ラテラルアプローチという方法で行います。
上顎洞に沿っている骨を側方から開けて上顎洞を挙上します。
 
もう一つがクレスタルアプローチ。
垂直的に挙上させる方法です。

 
インプラント埋入と同時に行うことが多い方法で、ホール形成を行ったのち骨穿孔を一部させて上顎洞を挙上していく方法となります。
複数のインプラント埋入ではなく単独でのインプラント埋入に適用される方法で、上顎洞の挙上量は限界があります。
 
ラテラルアプローチの方が侵襲性は高い傾向にあります。
どちらの術式を選択するかは、その時の状態によって異なりますのでサイナスリフトを予定しているケースの方には説明させていただいております。
 
 
 
 
 
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