Blog
ブログ

骨の造られ方は人それぞれ

2022/03/31

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
先日のインプラントケース。
抜歯後2ヶ月でのアプローチでした。
 

 
右下第2大臼歯が過去に感染根管治療を行っていましたが、歯冠歯根長比が悪化。
根尖病巣も大きく認めていたため抜歯を行い、嚢胞摘出していました。
 
一般的に、骨の回復までは半年。
顎骨において骨のリモデリング(骨再生)が終了するのは6ヶ月と言われています。
そのため、骨造成などを行うと6ヶ月は待機となるということですね。
 
しかし抜歯後2ヶ月で一旦CT撮影行うと仮骨が形成が確認されてきているためインプラント埋入に進みました。骨の回復は年齢や性別など含め人によって異なります。
 
閉経後の女性において骨粗鬆症リスクが増すと言われているように、ホルモンとの関係もあり一概に骨の形成時期というのは統一できないのが現状です。
 
そのため何ヶ月という主観的なことではなく、事前にCTを撮影して判断というのが望ましいと考えられます。6ヶ月経過していても弱い骨は弱いですから。
 
逆に骨が弱いと言われインプラントを諦めていた方も実際は顎骨しっかりしている場合もありますので、一度検査してみるのは有益だと思います。
ご相談ください。

 

 

 

 

 
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
https://ameblo.jp/kojima-dental

インプラント専用サイト
https://ryu-implant.net