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麻酔の種類

2022/01/28

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
麻酔に関して質問を受けることが多いので当院で使用する麻酔関係についてご説明します。

 

まず種類は
 
・表面麻酔
・浸潤麻酔
・伝達麻酔
・静脈内鎮静麻酔
 
大きく4つあります。
 
表面麻酔は、歯肉や粘膜の上に塗る麻酔です。
ジェルのようなもので、綿などにつけて口腔内に数分放置することで粘膜の表面がビリビリしてきます。

 
針を使う麻酔ではなく、表面だけの麻酔ですので歯の痛みが取れることはありません。
浸潤麻酔や、伝達麻酔などの刺入点となる部位に置くことで痛みが和らぐ可能性があります。
 
次に浸潤麻酔。
抜歯や治療の際に行う一般的な、歯科治療の麻酔です。
局所麻酔ともいい、治療する部位スポットに効かせることができます。

 

下顎の場合は、下歯槽神経と呼ばれる神経が顎の下に走行しているため片側全体が痺れる感じがスポットで行っても出てしまいますが、歯に対してはスポットで効いてきます。
 
続いて伝達麻酔。
下顎の親知らずを抜歯する際や、炎症の強い下顎臼歯部の治療を行う際に浸潤麻酔では十分ではないと判断した場合に行います。下顎の伝達麻酔として行います。
 
そして静脈内鎮静麻酔。
こちらは、歯の麻酔ではありません。
また痛みを取り除く麻酔ではなく、「不安や緊張を取り除く」麻酔となります。

 

無痛治療として、鎮静麻酔を希望される方がたまにいらっしゃいますが、鎮静麻酔は無痛治療ではありませんのでご注意ください。狭義的には無痛治療は存在自体しませんが。。
 
鎮静麻酔は、点滴にて鎮静薬を全身に流していきます。
数分で眠くウトウトした状態になり、緊張状態や不安な状態からリラックスした状態に薬の影響でなります。そしてそこから治療部位へ、浸潤麻酔を行っていきます。
治療内容によっては、鎮静麻酔をしても歯の麻酔は必要になってきます。

 
鎮静麻酔を希望される方は市外からも非常い多く来院されます。
今一度、事前に確認し来院をお願い致します。
 

 
 
 
 
 
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