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中学生の親知らず抜歯

2022/01/24

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

矯正歯科より紹介で来院された患者様。
ワイヤー矯正を行うにあたり、事前に親知らずを抜歯して欲しいと依頼。

 

 

14歳の中学校1年生の患者様。
歯冠のみ完成し、歯根はまだ未完成。
今後歯根が作られていき、親知らずが完成していきます。

 

このように事前に確認できる親知らずは、矯正治療後に悪影響を引き起こしてしまうことがあります。

 

特に水平萌出してきてしまうことで、圧迫しがたつきを招いてしまうことがあるほか、矯正治療中もこのような歯があることで、歯の移動が制限されてしまうことがしばしあります。

 

可能な限り、事前に抜歯を行うことが望ましいです。

 

矯正治療における親知らずの抜歯の考え方は2つあります。

 

一つは全て萌出し終わった成人になってから矯正を行う方法。

 

この場合であれば、親知らずが垂直に萌出し、臼歯部の咬合関係が悪くなければ保存する場合があります。
しかしその多くが小臼歯を代わりに抜歯することが多いです。

 

もう一つはこの時期に抜歯するか。
どの時期に矯正をスタートするかで親知らずを抜歯するかどうかが決まっていきます。

 

矯正は、歯を動かす治療。
骨質が硬くなればなるほど移動が困難となり、時間と痛みを伴います。
早期に開始するのが、費用的にも時間的にも有効な場合が多いです。

 

気になる方はご相談ください。

 

 

 
 
 

コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
https://ameblo.jp/kojima-dental

インプラント専用サイト
https://ryu-implant.net

監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕


静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。

〔所属学会・所属団体〕


歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員