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上顎の複数欠損に対して

2021/12/23

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
上顎における複数欠損に対する処置として、
 
・義歯
・インプラント

 

が挙げられます。
 
ブリッジがもうできないという複数欠損に対しての治療ですね。

 

特に上顎の半分以上が欠損してしまうことで、義歯は安定させるためサイズが大きくなります。

 

義歯は総義歯の場合は全て、粘膜支持という粘膜で安定させるためある程度大きさがないと安定しません。
 
部分義歯の場合は残存した歯で支持する歯牙支持と粘膜で安定させる粘膜支持の2つの支持で安定させますが、義歯の違和感を小さくするためサイズを小さくすると、歯牙支持の歯に影響が大きくなり負担が増します。

 

結果として歯の動揺を招き、抜歯しなくていけなくなる場合があります。
 
一方粘膜支持を大きくすると違和感が強く気持ち悪くなります。
 
上顎において複数欠損となった場合は、義歯のサイズが大きくなるため抵抗が大きく
 
・話しづらい
・噛みにくい
・異物感が慣れない
 
ということになります。
頑張って使用して調整を続ければ慣れてくることが多いのですが、時間がかかります。
 
そこでインプラント治療によるブリッジが最適なのですが複数欠損の場合は本数を多くする必要があるため、コストが大きくなることや、骨の状態によっては骨造成が事前に必要な場合もあります。
 
そこでインプラントオーバーデンチャー。
ブリッジだと5本埋入しなくてはいけないけれども、2本だけ埋入してその上に取り外しの義歯を作成する。

 

それにより、インプラントで義歯を安定させることができるため義歯の設計を極力小さくすることができます。
 

 
インプラントオーバーデンチャーは非常に汎用性が高く、義歯でもいいけれど違和感が少ない方がいいといった方に適したものとなっています。
 
気になる方はご相談ください。
 
 
 
 
 
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