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意外と多い子供の歯軋り

2021/12/18

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

先日子供の歯軋りで相談がありました。
最近歯がしみるようになったのは歯軋りのせいなのか。

 

子供の歯軋りって意外と結構多いです。
子どもの歯ぎしりは、歯が生え始める生後6カ月ごろから始まり、中学生くらいまで続くこともあります。音が大きく、ギリギリと削れるような音がするので、心配される方も非常に多いです。

 

完全に子供歯軋りについて解明されているわけではありませんが、次に放出してくる歯の位置や顎の位置を決めるための生理現象と言われているため一種の成長期に見られる行為として認識されることが多いです。

 

大人の場合は、ホルモン以上やストレス、睡眠時無呼吸症候群などとの関連がよく指摘されるのですが子供の場合は上記に記載したとおり、多くが生理現象であるため治療対象とならないことが多いです。

 

大人の場合は治療の一環としてマウスピース作成などを行いますが、子供の場合はそこまで積極的にはマウスピースの作成を行うことはありません。

 

酸蝕症と合わせて、歯の擦り減りが著しい場合作成することもありますが顎骨の成長発育を阻害する場合もあるため作成することはあまりありません。

 

極端にすり減っている子ですね。
本当に稀にすり減りが著しく神経まで露出してしまう子もいます。そのような子は作成することがあります。

 
また歯軋りをすることで、歯が大きく擦り減り冷水痛などの症状が出現することがあります。
このような場合は、フッ素塗布などを行い再石灰化を促進したり、表面が荒れないよう研磨を行います。

 

 

気になる方はご相談ください。

 

 

 

 

 
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