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顎関節症の方増えています

2021/12/01

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
顎関節症の方、非常に増えています。
顎関節症という病名が一般化されてから、意識するようになった方もいると思いますが潜在的な患者数含めると、日本では成人の7割以上が顎関節症というデータも存在します。
 
顎関節症の代表的な症状は3つ存在します。
 
「あごが痛む(顎関節痛・咀嚼筋痛)」
「口が開かない(開口障害)」
「あごを動かすと音がする(顎関節雑音)」
 
そのため、硬い食べ物が噛めない、大きな食べ物が食べにくい、また、あごの音が煩わしいなどの症状が現れることがあります。
 
口を開ける時に痛む症状がある時は、顎関節と咀嚼筋の痛みになります。
またそのどちらか、あるいは、両方に痛みがある方がいます。
 
顎関節の痛みは、顎関節周囲に炎症がある場合や、また、咀嚼筋の痛みは、筋・筋膜痛(局所と中枢の問題が関係している)が生じている場合などがあります。
 
そしてまた口が開かなくなるのも顎関節症の一つ。
顎関節内部の関節円板がずれて、関節の動きを妨げている場合や、咀嚼筋の痛みのためにあごが動かせない場合があります。
 
また、痛みのために口を大きく開けないで、使わないでいることで、顎関節や咀嚼筋の運動が制限されてしまうことがあります。
 
さらに口を開けると音がするのも顎関節症の一つです。
顎関節内部の関節円板がずれている時に、あごが動いた際に引っかかって音がすることや、顎関節を構成している骨の形が変化して、こすれあったような音がすることがあります。
 
また、人によっては、大きく口を開けると、関節の前の突起を乗り越えることがあり、その際にガクンと音がすることもあります。
 
このように、顎関節症は様々な要因により、様々な分類に分けられ症状もそれぞれとなります。自分が何が原因で、どの段階の顎関節症なのかをしっかりと歯科医院で確認し、治療していくことが大切となります。
 

 

 

 

 

 

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