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喫煙がもたらす口腔内への影響

2021/11/05

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
喫煙者は非喫煙者に比べて歯周病にかかりやすく、悪化しやすいことがわかっています。
喫煙者への歯周病の治療効果は低く、治療後の治りが悪いです。
 
インプラント治療でも同じこと。
当院では喫煙者は原則インプラント治療は行っていません。
行ったとしても保証の対象外としています。(後から喫煙が発覚しても)
 
口は、体の中で最初に喫煙の影響を受ける部分です。
 
たばこの煙や成分は、口の中に入ると粘膜や歯ぐきから吸収されます。
吸収されたたばこの有害物質は、血管を収縮し、歯ぐきの血流量を減少させます。それにより血液循環が悪化して歯肉に十分な酸素がいきわたらなくなると、歯周ポケットの中で歯周病の原因となる細菌が繁殖しやすくなります。
 
細菌が産生する毒素は歯周ポケットをさらに深めるとともに歯を支える骨を溶かし、進行すると歯がぐらぐらするようになり、さらに進むと歯が失われます。
 
歯ぐきからの出血は、炎症という正常な生体防御反応のサインですが、喫煙者では血管収縮による血行不良により炎症が抑えられるため、歯ぐきの出血や腫れが現れにくいことが特徴です。
 

 
喫煙者。禁煙が完了するまでスリープ状態です。
口腔内に出した瞬間から、細菌による曝露が始まってしまいますので、できるだけ早期に禁煙し口腔内の環境をよくしたいですね。
 
禁煙しましょう!

 

 

 

 

 

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