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2本欠損だけど1本埋入でバランスが取れるケース

2021/10/13

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

インプラント治療は一般的に欠損部位に対して、1本という流れが基本ですが咬合関係の状態やスペースの関係で本数を減らすことができます。
厳密には本数を減らすというか、必要ないということですね。

 

欠損してインプラントを入れてという20本近くインプラントしている症例写真を見たことがありますが、こればかりはやりすぎです。

 

インプラントは埋入本数が多くなればそれだけ管理も大変になるので、管理が怠ってしまえばインプラント周囲炎の発症に繋がり、インプラントロスの原因となりますので、本数も最低限の本数で行うべきであると考えます。

 

 

 

小臼歯と大臼歯欠損の方。
もともとブリッジが装着されていましたが、スペース的には1.5本分くらい。
過去のブリッジのポンティック(欠損部)は小臼歯2本分でした。

 

この場合2本埋入するかどうかですが、設計していくと1本で十分なことがわかりました。
両隣接している被せ物の形態を少し変えて、大臼歯の補綴で咬合を付与すれば問題なく咬合できることがわかりました。

 

前述したように、インプラントは本数が多ければ多いほど管理が大変です。
歯間ブラシの使用、ブラシの当て方、メンテナンスの煩雑さ。
埋入して終わりではなく、その後の管理をしっかりと考えなくては長期保存が困難となります。

 

これも事前診査をしっかりと行うことで実現可能なことです。
インプラント治療を検討している方はご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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