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欠損部はどこまで補うべきか

2021/09/28

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

 

 

欠損部はどこまで補うべきか。
永久歯は親知らずを除けば、上下で28本存在します。

 

 

上で14本、下で14本。
上が10本であれば、残りの歯の負担を考慮しながらとなりますが基本的には下を10本で補綴します。

 

上が10本なのに、下が14本にする理由はありませんよね。

 

 

奥歯をしっかり入れないと前歯中心に悪くなる可能性がある場合は、最後方まで補綴を行いますが、第一大臼歯まで咬合関係が安定していれば、第二大臼歯に相当する部位は噛み合う歯がなければ無理に入れる必要はないと考えられます。

 

今回の写真のケース。
下顎臼歯部3本欠損していますが、上顎は第一大臼歯までしかありません。
そのため、下も2本埋入で、第二大臼歯は作成しません。

 

咬合関係において大切なことはバランスです。
上下のバランスと、力のコントロール。

 

咬合関係を事前にしっかりと把握し、補綴やインプラント設計することが大切となってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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