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大人になっても残っている乳歯

2021/09/25

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

大人になってもずっと乳歯が残っている場合があります。

 

昨日のブログでも記載したように、乳歯というのは下から出てくる永久歯が乳歯の歯根を吸収させることで抜けてきます。

 

そのため、下から押してくれないと抜けません。
下から押してくれない状況とはどういうことでしょうか。

 

・下から出てくる永久歯が先天的に欠損している
・下から出てくる永久歯がうまく出てきていない
・乳歯の下に病巣がある

 

このような場合、乳歯の歯根がうまく吸収されずに残る場合があります。

 

今回、残っていた乳歯がグラつき始めたと訴えて来院された患者様。

 

 

 

このように下の前歯ですが、永久歯が先天的に欠如しています。
下の前歯の先天欠如は結構多いです。

 

長年乳歯は使ってきましたが、下の乳歯は非常にもともと根が短く、歯根吸収ではなくて歯を支える歯槽骨の吸収で脱落してくることがあります。
今回もそのようなケース。

 

治療計画としては抜歯してインプラントという形になりました。

 

 

交換期を過ぎても残っている乳歯がある場合は、下に永久歯があるかどうか精査を行うようにしましょう。

 

そして、もしなければどれくらい保存できそうか、抜歯となった場合はどのような治療となるのかをしっかりと歯科医師と相談して決めていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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