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乳歯から永久歯への交換期で起こりやすいこと

2021/09/24

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

乳歯から永久歯の交換期は全てのお子さんで起こることです。
6-7歳より始まり、12歳まで続く交換期。

 

昨日救急当番の際にも交換期で痛みを訴える患者さんが複数来院されました。

 

交換期のスタートは個人差はありますが6歳前後よりスタートします。

 

6歳臼歯は交換ではなくそのまま永久歯が出てくるわけですが、並行して下の前歯がまずぐらぐらして抜けてきます。順に、上の前歯の交換が始まります。

 

交換期で起こりやすい症状として

 

・歯肉が腫脹する
・乳歯が動揺して出血する
・食事をしていると痛む
・歯ブラシで痛がる

 

このような症状があります。
乳歯の歯根を下から永久歯が押して吸収することで、抜けてきますので歯根がある程度吸収すると歯肉がブカブカしてくるため細菌の侵入などにより腫脹することがあります。

 

また乳歯の歯根が吸収することで動揺し、スペースに細菌が入ることで炎症が出現しブラシなどで出血したり痛がることもしばしあります。

 

奥歯に関しては、食事時に垂直的な力がかかりますので、吸収した歯根では支えきれず硬いもので痛むなどの症状が出ることもあります。

 

 

乳歯から永久歯への移行期間はおよそ6年間。
小学校生活はほぼ交換期となります。

 

自然に任せて良い場合、早期に抜歯して萌出を促した方がいい場合などありますので心配な方は早めに歯科医院に相談しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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