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抜歯後2ヶ月の状態

2021/09/07

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

左下にインプラントを予定している患者様。
抜歯後2ヶ月経過した段階で、CT 撮影を行いました。

 

 

 

 

 

周りはできてきていますが、まだ全体的に骨が回復していないことがわかります。
もう少し仮骨化されているかと思いましたが、まだまだの状態。

 

この状態で埋入してしまうとかなり低位に埋入となるか、初期固定が悪く骨造成の適応となりますが、垂直的、水平的に骨が不足しているためインプラントと同時に骨造成は適応されない状態となります。

 

結果としてまだ待機。

 

インプラントに適した骨になるまであと3ヶ月から4ヶ月は待機となりました。

 

骨のレベルは非常に大切で、インプラント埋入する隣接する既存の歯の歯槽骨のレベルとフラットが理想的です。

 

しかし、多くの場合は抜歯後の吸収によりレベルが落ちてしまうことが多く、レベルが低い状態で埋入してしまうと、極端に長い被せ物が出来上がってしまったりガム付きの被せ物が必要となります。

 

また清掃性も不良になるため、インプラント周囲炎のリスクが増大してきます。

 

長期的なことを考慮してまずはしっかりと、骨を作ることが大切です。

 

焦らず、確実にインプラント治療を受けていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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