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神経に近い親知らず

2021/04/13

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

親知らず抜歯に伴い、CT撮影を必ず行いますか?との質問を受けましたので今回はその説明をします。

 

基本的に親知らず抜歯希望で来院された患者様に対していきなりCT撮影を行うことはありません。

 

まず口腔内を確認し、親知らずが萌出しているかどうかの診査を行い、その後一般的な2次元のレントゲン(パノラマエックス線写真)の撮影を行い歯根の形態などの確認や埋伏具合を把握します。

 

そしてその段階で神経まで近いもしくは、接しているリスクが高いと判断した場合のみCT撮影を行っています。

 

今回親知らず抜歯希望で来院された患者様。

 

まずは口腔内診査で一部のみ歯冠萌出を認めるも、ほぼ埋伏状態のため一般的なレントゲン撮影を行いました。

 

 

 

すると顕著に神経に近接し埋伏している状態が確認できました。

 

パノラマ写真では、神経が圧迫し変形しているような所見はありませんでしたが接している可能性が高いためCTにて具体的な距離感を把握することとしました。

 

 

 

このように根の先端の部で神経に一部接している所見。
完全には重なっていませんが、触れているのがわかります。

 

CT撮影を行ったからといって抜歯後の麻痺のリスクが回避できるわけではありません。
神経に触れている状態の根であれば、抜歯すれば麻痺が出る可能性は高いのは当然です。

 

しかし事前にCTにて状態を把握することで、術後に麻痺が起こる可能性を知ることで事前の準備ができます。
準備というのは、

 

・麻痺が起きる可能性を知ること
・麻痺が起きた場合の対応
・そもそも麻痺リスクがある中で抜歯するかどうかの確認

 

最後が結構大事で、抜歯のベネフィットが麻痺を上回るのであれば抜歯すべきであり、そうでないのなら抜歯はまだ期間を遅らせるなどの対応が望ましいと思います。

 

そのためにも2次元レントゲンで神経に近いなと感じたものに関してはCT撮影が有益となります。

 

神経に近い親知らずで悩んでいる方は一度ご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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