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気づかずに進行している虫歯
2021/04/05
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
歯の神経を何らかの原因により治療した場合、その歯に対する痛みの感じ方は変わってきます。
歯の神経=歯髄というものは、知覚神経の一つであるため、温かい物や冷たい物、いわゆる刺激により反応をします。
よって歯の神経を取ることで刺激による反応はなくなることが多いです。
多いというのは、厳密には歯の感覚は歯髄以外にも歯根膜と呼ばれる歯根の周りに付着する膜に感覚があるため噛んで痛みが出たり叩くと響いたりすることが神経をとった歯においても認めます。
今回、主訴ではありませんでしたが主訴部位の確認でレントゲンを取ると痛みは伴わなずして虫歯が進行していたケース。
左下ですが被せ物の下で虫歯が進行。
2つの根の一つである遠心根が完全に遊離してしまっています。
以前から物が入りやすい程度で痛み自体はなかったとのこと。
本来神経が存在している状態であれば、虫歯の進行と共に「しみる」「ズキズキして痛い」などの症状が出現するのですが、神経の治療をしているとほぼ無症状に虫歯が進行してしまいます。
虫歯は神経があろうとなかろうと、侵食しますので今回のように気がついた時にはかなり進行しているという状態が神経をとっている歯においては認めることが多い傾向にあります。
被せ物をしていると尚更わかりませんよね。
このような事態を防ぐためには、定期的な歯科受診で口腔内をチェックしておくことが重要となります。
被せ物の下の状態チェックや、虫歯の有無、適合状態などを含めこまめにみておくことが大きな治療にならないためには大切となります。
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