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インプラント埋入手術の合併症

2020/09/23

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

インプラント手術においては、外科処置になってきますので必ず治療前に説明させていただくことがあります。

 

 

インプラント治療における過去の歴史より様々な偶発症や、医療事故が報告されています。

 

当院においても、安全なインプラント 治療を提供するためにも、以下の内容ついては十分検討し、診査診断を確実に行った上で、また同意を得た段階で実施させています。

 

インプラント埋入手術の合併症は大きく分けて3つあります。

 

・出血

 

・上顎洞への迷入

 

・神経障害

 

まず、出血ですがこれは動脈や静脈などの血管損傷による出血、血管組織が多い場所への埋入による出血となります。

 

解剖学的な基本的な知識がまず大前提とし、術者には求められます。
インプラントを埋入する位置における、解剖学的な特徴。

 

下顎であれば、

 

・口腔庭
・舌下動脈
・オトガイ下動脈

 

上顎であれば

 

・上顎結節付近
・後上歯槽動脈

 

この位置をしっかりと把握しておく必要があります。特に動脈裂傷は人の命に関わる重大なポイントです。

 

次に上顎洞への迷入

 

上顎のインプラントを実施するのに考えなくてはいけない項目として、副鼻腔の一つとして存在する上顎洞があります。

 

インプラント埋入にあたり十分な骨質と、上顎洞との距離を把握せずに行うことで、上顎洞内にインプラントを迷入させてしまうことがあるほか、骨を作るための骨補填剤を迷入させてしまうことで、術後に上顎洞炎を発症してしまうことがあります。

 

次に神経障害

 

インプラント治療における神経障害が起きるそのほとんどは下顎のインプラント埋入によるものとなります。

 

・下歯槽神経損傷
・切歯枝の巻き込み
・オトガイ部へのアプローチ
・副オトガイ孔の存在
・2分下顎管の存在

 

上記の内容は、CTにて十分診査診断ができます。

 

インプラント 治療における術後の合併症や、医療事故などの報告ケースを見ていると多くの場合、診査診断不足が挙げられます。

 

驚くことに、CT撮影をせずに行っているケースがあったり、極端な傾斜埋入をしてしまっているケースというのがあります。

 

インプラントを昔からずっと行ってきている歯科医院で起きることもあります。

 

これらを知っていても経験則での判断が、術後の合併症に繋がることがあります。

 

当院では、インプラント治療においては、複数の歯科医師によりCT分析の共有や、サージカルガイドを作成するデジタル歯科技工士との、念密な分析ややりとりにより実施することを決まりとしています。

 

決して一人での判断で進めないこと。
インプラント 治療を実施するのは、歯科医師一人ですがそこに対しては複数の歯科医師や歯科技工士が介入するようにしています。

 

そして何よりも、リカバリーに対する準備をしっかりと行っておくこと。

 

デジタル化により、再現性が限りなくよくなっていますが、それでも全てをデジタルにおける結果に頼るのではなく様々な想定されるケースに備えておくようにしています。

 

特に当院では切開縫合のない、デジタルインプラントを実施していますので、十分慎重に考えながら行っていき何か違和感を感じることがあれば、切開して確認をすることもあります。

 

インプラントは、確実に埋入されることができれば日常生活のQOLを劇的に向上してくれる治療法です。

 

より確実で安全に実施できるよう、様々な方向でサポートさせていただいてます。

 

インプラント治療において悩んでいる方は一度ご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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