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上唇小帯切除

2020/06/03

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

 

上の前歯永久歯は7歳ごろになると萌出してきます。
最初は、ハの字に生えてきていわゆる「すきっ歯」という状態になります。

 

 

このすきっ歯という状態は7歳の段階では正常でほとんどのお子さんでこのように生えてきます。そしてその隙間を8−11歳の間に横の歯たちいわゆる側方歯群と呼ばれる永久歯が出てきて、自然に閉じてきます。

 

 

しかし、自然に閉じる時に邪魔になるものがあります。
それは上唇小帯です。
唇と、口腔内を繋いでいる「スジ」のような小帯。

 

どの方もあるのですが、これが歯が出てくるところに存在したり、歯の近いところに付着してあることで、歯並びに影響が出現したり、虫歯になりやすかったり、歯磨きしにくかったりします。

 

 

 

 

このように、小帯部分が歯に近いところまで強く付着しています。

 

これにより、歯磨きがうまくできな悩みや、正中が閉鎖しない悩みがあります。

 

 

 

レーザーにて切開しました。
上唇小帯の強い付着により、口唇の可動制限もありましたが一気に改善されました。

 

 

今までは、メスを用いて切開し縫合を行うという流れでしたが、最近ではレーザーで侵襲性低く対応できるようになっています。

 

特に当院にあるレーザーは、ErYAGレーザーという軟組織、硬組織ともに対応できるため、汎用性が非常に高く提供できます。

 

 

レーザーを使用すると、わずか5分程度で治療は終了してしまいます。

 

もちろん、治癒過程で狭くならないようトレーニングも必要となります。

 

 

上唇小帯でお悩みの方はご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

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