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マウスピース型の矯正
2020/05/21
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
矯正方法は様々認めますが、当院では基本的には林矯正医での本格矯正を主としています。
本格矯正では、歯並びを咬合や顎関節の状態を含めてしっかり治していくものであり、必要に応じてブラケットと呼ばれる装置をつける必要があったりします。
今回、林矯正医と相談してもう少しライトな矯正を導入してみようかということでマウスピース型の矯正を導入しました。
マウスピース型の矯正とは、その名の通りマウスピースを使用して矯正を行います。
事前に、理想の歯並びをソフト上でシュミレーションを行い、理想の歯並びに向けてマウスピースを交換していくということです。


マウスピース型矯正の利点をまとめると
1・マウスピースであるため薄くて透明で目立たない
2・金属を使わないためアレルギーの方には非常に良い
3・取り外しができるため、食事などで物が詰まるなどの不都合がない
4・仕事や日常生活で大切な場面など外しておくことができる
5・虫歯や歯周病リスクが低い
ざっとまとめると上記のような形になります。
次に利点があれば欠点も当然あるわけで、マウスピース型の欠点としては
1・マウスピースを装着していないといけない時間が長い
2・矯正がマウスピース装着時間に全て依存される
3・基本的に傾斜移動となり、大きな移動の予後は良くない
4・保定期間を長く取らないとあっという間に戻る
5・適応が限局される
このような感じでしょうか。
一番の欠点はやはり、傾斜移動のみとなってしまうことでしょうか。
歯は見えているその倍の根っこが骨に埋まっていますから、その根を動かさないで傾斜のみ治しても、いずれ元に戻ってしまう可能性が高いわけです。
ですので、マウスピース型矯正する方は、終了してからも長期間マウスピースを装着する覚悟がなければなりません。
あとは、時間をしっかりと確保してやらないと治りませんw
しかし、小さい矯正の場合や正中離開を閉鎖する時の矯正などには非常に有効的です。
コジデンでも、新しいタイプのマウスピース型矯正を導入していこうと思います。
本格矯正より安価でできます。適応は限られますので一度ご相談ください。
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監修歯科医師
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医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長
小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA〔院長略歴〕
静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。
〔所属学会・所属団体〕
歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員 


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