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お子さんの虫歯予防に!
2020/01/27
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
さて、子供の虫歯予防でよく行われるのが、「フッ素塗布」
フッ素には、歯の再石灰化の促進や、歯質の強化、さらに細菌の酸産生の抑制効果などもある、虫歯予防には最適な存在です。
しかし、フッ素しているから必ず虫歯にならない!!というわけではありませんので注意しましょうね。
以前のブログでもご説明したように、虫歯は3つの要素が重なることでできます。
フッ素はあくまで一つの強化にすぎませんのでね。
さて子供の虫歯予防でもう一つコジデンで行なっている取り組みがあります。
それは・・・・
「シーラント」
シーラントとは、虫歯になっていない特に臼歯(奥歯)に使用する予防処置の一つです。
萌出したての歯は非常に、噛む面に凹凸があり小窩裂溝と呼ばれる歯の溝もかなり深い状態です。大人になるにつれて歯がしっかりと咬耗して平らに近づいてきます。
しかし、萌出したての歯のその凹凸や深い溝は虫歯のリスクが非常に高いです。
またお子さんによっては、歯ブラシをさせてくれない子や奥歯までしっかりとブラシができない子は非常に虫歯になる可能性が高くなってしまいます。
そこで「シーラント」
シーラントは、粘性の材料を歯の溝に入れることで溝を埋めてしまいます。これにより細菌が溝の深いところへ侵入するのを防ぎます。
さらにシーラントにはフッ素が入っているため、歯の強化にも繋がるため非常に有効的な治療です。
シーラントは特別に歯を削ったりすることはありません。
歯医者さんでしっかりと歯の研磨を行い細菌を取り除いた後に、シーラントを填塞していきます。
歯にくっつきやすい食べ物(キャラメルなど)で取れやすいですが、基本的に歯を削っていないので取れても何の心配もいりません。
定期検診で必要に応じて再度シーラントを行います。
シーラントは全員が必要な処置ではありません。
萌出したての歯でも必要のないお子さんもいらっしゃいます。
虫歯はあくまで、3つの要因でできます。溝が深くてもその他の要因が低ければシーラントしない場合もありますし、逆に毎回するお子さんもいます。
歯科医師、歯科衛生士が判断し処置させていただいてます。
気になる方はご相談ください!
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