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しっかり噛むのはなぜ大事?
2020/01/16
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
皆さんは食事の際に何回ぐらい噛んでいるか意識したことありますか?
よく歯医者さんでも、しっかり噛むことを指導されることも多くあると思います。
ま、歯医者さんは食べるために歯を治す仕事の一つですからね!
食べ物をきちんと噛むということは、身体にとってとれも良いことがたくさんあります。
①食べ物の消化を助けること=胃への負担を減らすこと
②食べることへの満足感を得ることができること、また五感を使うことができる
③食べ物に異物が入っていた際に飲み込みを防止することができる
④しっかり噛むことで口腔内を清潔に保つことができる
⑤噛む事で脳への刺激となり、認知症予防にもなる
このようなメリットがあります。
咀嚼をしっかりしないと・・・この逆の症状を引き起こす可能性もあります。
さらに、噛み合わせが悪くなり歯並びも悪くなることもあります。
よく噛んで食べなさい!と母親に言われたことがあると思います。
このようにしっかりとした理由があるんです!
さてここからは、歯を丈夫にする成分をご紹介します!
え?カルシウムでしょ?
と思う方も多いと思いますが、カルシウム以外にも大切な栄養素があります。
・カルシウム
・マグネシウム
・たんぱく質
・ビタミンA B D
さらに、食物繊維を多く摂る事で歯の表面の汚れを取り除き綺麗にしてくれます。古代の人は、狩猟民族でもありましたが同時に草食でもあったため歯磨きをしなくても口の中は綺麗だったという報告があります。
逆に歯によくない食べ物としては、イメージ通り、炭酸飲料や甘いものがよくありません。食べたら絶対虫歯になるというものでもありません。
そもそも虫歯というのは、細菌的な要因と、環境的な要因、宿主的な要因という3つの要因が全て重なり初めて発症する疾患です。ですので、虫歯の餌となる甘いものを食べても、歯がしっかりしている(宿主的な要因)間食が少ない(環境的な要因)などの他の要因が守られていれば、基本的には大丈夫です。
健康な歯で、よく噛めてこそ素晴らしい生活が楽しく送れると思います。
食べることが障害されると、人生のほとんどがさみしくなります。
義歯やインプラント、差し歯などの医療技術、材料の進歩は著しいですが自分の歯に勝るものはありません。
大事にしていきましょう!
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